結論
「本体のみの最安値」と「工事込みの価格」をそのまま並べて比べてはいけません。 比べるのは常に総額(本体+標準工事+見込み追加費用+処分費)です。本体のみが数千円安く見えても、別手配の標準工事はおおむね1.8万〜2.8万円程度の幅(業者・能力・地域で変動、要確認)で、追加費用リスクを足すと逆転することが珍しくありません。そして追加費用が出そうな家ほど、事前見積もりできる店で工事込みが安全です。
総額比較の考え方
比較する2つの買い方は次のとおりです。
| 買い方 | 総額の内訳 | |
|---|---|---|
| A | 本体のみ最安+工事を別手配 | 本体最安値+工事費(別業者)+追加費用+処分費 |
| B | 工事込みセットで購入 | セット価格+追加費用+処分費 |
Aの本体価格はBより安いことが多いですが、工事費と追加費用を足した総額で見ると差が縮まる、または逆転します。標準工事の範囲を超える家(配管延長・穴あけ・電圧切替など)は、どちらの買い方でも追加費用が乗ります。自宅が該当しそうかは追加費用チェックリストで確認してください。
なお「標準工事費込み」をうたう店の中には標準工事費が1万円前後からの店もあり(例:Joshinは2分3分・配管4mまで9,300円〜と公式に公開。2026-07-01時点、要確認)、工事込みだから高いとは限りません。
別手配(くらしのマーケット等)のメリット・デメリット
本体のみを最安で買い、取り付けをくらしのマーケットなどのマッチングサービスや地元業者に頼む方法です。
メリット
- 工事単体で料金と口コミを比較できる。業者ごとの料金表・作業内容・評価が見えるので、工事の質を自分で選べる
- 本体の最安値を追える(工事込み商品の縛りがない)
- 化粧カバーや配管の細かい要望を業者と直接やり取りしやすい
デメリット
- 本体と工事の責任分界が生まれる。取り付け後に不具合が出たとき、「本体の初期不良」か「工事ミス」かの切り分けを自分でやることになり、販売店と工事業者の間で話が止まるリスクがあります
- 保証が分断される。本体はメーカー保証・販売店の延長保証、工事は業者独自の保証と、窓口が分かれます
- 本体の配送日と工事日を自分で調整する手間がある
- 業者によって真空引きなどの施工品質に差があり、見極めが必要
判断軸:「追加費用が出そうな家」ほど工事込みが安全
損得の分かれ目は、自宅が標準工事に収まるかどうかです。
- 標準工事に収まりそうな家(同じ階に室外機を置ける・既存の配管穴あり・専用コンセントあり・既存機の処分なし):追加費用リスクが小さいので、本体のみ最安+別手配で総額を詰める余地があります
- 追加費用が出そうな家(2階設置で室外機を降ろす・穴あけが必要・200Vへの切替・隠ぺい配管など):当日に想定外の請求が出るリスクが高いので、写真や質問フォームで事前見積もりができ、追加単価表を公開している店の工事込みが安全です。事前見積もり後のキャンセルが無料の店なら、比較のリスクもありません
自宅がどちらに近いかは工事費リスク診断で5分でチェックできます。事前見積もりの可否や追加料金表の明確さは店ごとに差があるので、販売店比較ページで確認してください。
型番ページの「想定総額」の見方
当サイトの型番ページでは、本体価格(楽天API・最終確認日つき)に加えて想定総額(本体+標準工事目安+追加費用リスク)を載せています。本体最安値だけでなく、この想定総額の欄を見てから「工事込みか、本体のみ+別手配か」を決めると、当日の追加請求で後悔するパターンを避けやすくなります。
最終確認日:2026-07-02